肩こりはなぜ起こるのか|日常動作と身体の連動から考える
- 20 時間前
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肩こりは「疲れが溜まった状態」として軽く考えられがちですが、実際には日常動作の積み重ねによって生じる身体の変化として現れることが多くあります。無意識の姿勢や動作の癖が肩まわりに負担を集中させ、その結果として不快感が続くケースも少なくありません。単なる筋疲労と決めつけず、身体全体の動きを含めて考える視点が重要です。

肩こりとはどのような状態か
肩こりとは、首から肩にかけての筋肉が緊張し続けることで起こる不調の総称です。必ずしも強い痛みを伴うわけではなく、重だるさや張り感、動かしにくさとして感じられることもあります。筋肉が十分に休めない状態が続くことで、症状が慢性化しやすくなる点も特徴のひとつといえます。
動かしていないのに疲れている感覚
肩こりは、激しく動かした結果よりも、同じ姿勢を保ち続けたことによって起こる場合が多く見られます。腕を使っていないつもりでも、姿勢を維持するために肩の筋肉は常に働いています。その負担が積み重なることで、「何もしていないのに疲れる」と感じる状態につながっていきます。
左右差として現れる違和感
肩こりは両側に均等に出るとは限らず、利き腕側や片側の肩に強く現れることもあります。これは身体の使い方に偏りがあるサインと考えられます。バッグを持つ側が決まっている、作業動作が片側に集中しているなど、日常の癖が影響しているケースも少なくありません。
肩こりが生じる背景
肩こりの背景には、肩周辺の筋肉だけでなく、身体全体の動きの連動性が関係しています。本来分担されるはずの動きがうまく行われないことで、肩が代わりに働き続け、負担が集中してしまう状態が生まれます。
肩甲骨の動きが小さくなっている状態
肩の動きは、腕だけでなく肩甲骨の動きと連動して行われます。しかし肩甲骨の可動性が低下すると、その分を肩の筋肉だけで補おうとします。その結果、筋肉が休まる時間が減り、こりとして自覚しやすくなります。
体幹の安定性低下による影響
体幹の安定性が低下すると、上半身を支える役割を肩まわりが担いやすくなります。腹部や背中の筋肉がうまく使われない状態では、肩に力が入りやすくなり、常に緊張した状態が続きます。この影響が肩こりとして現れることもあります。
肩こりを感じやすい人の傾向
肩こりは年齢や体力に関係なく起こりますが、生活環境や身体の使い方によって感じやすさには差が出ます。普段の行動を振り返ることで、症状の背景が見えてくることもあります。
細かい作業が多い生活
パソコン作業やスマートフォン操作など、細かい動作が続く生活では、肩まわりを固定したまま使う時間が長くなりがちです。動きが少ない状態が続くことで筋肉が硬くなり、肩こりにつながりやすくなります。
呼吸が浅くなりやすい状態
緊張が続くと呼吸が浅くなり、胸や肩の筋肉を使った呼吸になりやすくなります。この状態では肩まわりの筋肉が常に働くため、負担が蓄積しやすく、こりとして感じやすくなります。
肩こりを放置した場合の影響
肩こりは一時的に楽になることも多いため、原因を深く考えずに過ごしてしまう方も少なくありません。しかし負担が続いたままでは、身体の使い方そのものが変化してしまうことがあります。
動作パターンの固定化
肩の緊張が続くと、無意識に肩を動かさない動作が身についてしまいます。その結果、肩まわりの可動域がさらに低下し、こりが抜けにくい状態が続くことになります。
他の部位への負担拡大
肩の動きが制限されると、その分を首や背中、腕など別の部位で補おうとします。こうした代償動作が続くことで、肩こり以外の不調につながる可能性もあります。
だいまる鍼灸整骨院の肩こりへの考え方
だいまる鍼灸整骨院では、肩こりを単に筋肉が硬くなっている状態として捉えません。身体全体の動きの中で、どこに負担が集中しているのかを確認し、根本的な要因に目を向けた対応を行っています。
動きの連動性を重視した評価
肩だけを見るのではなく、肩甲骨や体幹、腕の動きとの連動を確認します。動作チェックを通じて、なぜ肩に負担が集まっているのかを丁寧に評価していきます。
動きを引き出す手技施術
硬くなった筋肉を緩めるだけでなく、動きが出にくくなっている部位にアプローチします。関節や筋膜の動きを整えることで、肩が過剰に働かなくて済む状態を目指します。
鍼灸施術による反応の調整
鍼灸施術では、過度に緊張している筋肉の興奮を落ち着かせることを目的とします。手技施術と組み合わせることで、身体全体のバランスを整え、肩こりを感じにくい状態づくりをサポートします。
肩こりへの対応で期待できる変化
肩こりへの施術は、症状の軽減だけでなく、身体の使いやすさを高めることを目的としています。日常生活の中で感じる負担に変化が現れることも少なくありません。
肩に力が入りにくくなる感覚
動きの分担が整うことで、無意識に入っていた肩の力が抜けやすくなります。「気づいたら楽になっている」と感じる方も多くいらっしゃいます。
動作の自然さの向上
肩だけでなく全身が連動して動くことで、日常動作がスムーズになります。この変化は、肩こりの再発予防にもつながる重要なポイントです。
肩こりが気になる方へ
肩こりは単なる疲労ではなく、身体の使い方を見直す必要があるサインとして現れている場合があります。慢性的な肩の重さや違和感が気になる方は、一度身体の状態を確認してみることをおすすめします。だいまる鍼灸整骨院では、状態に合わせたサポートを行っていますので、お気軽にご相談ください。




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